Anaciaeschna martini (Selys, 1897)
マルタンヤンマ

Nomen Japonicum est Marutan-janma. Marutan(Martin) est nomen hominis, janma est lingua Latina magna libellula(odonata).
Aeshna martini est initium nomen.
Pennarum color est fuscus, et pennarum radicae fuscior sunt. Proprie pennae non fuscae sunt, sed minutatim mutaverint.
Ova parentur in herbam, canalis vulvae est acuta.
Celeriuscule volare (80km/h volatus) potest.

最初は、ルリボシヤンマ屬AeshnaAeshna martiniとして發表(発表)されてゐた(いた)
全體(全体)が茶色の翅(附け根(付け根)は色が濃い)を持つ。 もともと 翅は透明だが、だんだん色がついていく。
♀は水面近くの植物の莖(茎)などに卵を産みつける。♀の産卵管は鋭く、刺されると痛い。
飛行速度は、最髙(最高)で時速80kmにもなるといふ(いう)。とはいへ(とはいえ)、かういった(こういった)データは そもそも計測自體(自体)が難しく、例へば(例えば)「100mを全力でまっすぐ」といった注文がつけられるハズもなく、1秒で十何m進んだから 時速換算すると…といった 小さい數値(数値)から變換(変換)すると 當然(当然) 誤差も大きく出てしまふ(しまう)ワケで、陸上競技でいへば 非公式の參考(参考)記録、臺風(台風)でいへば(いえば) 最大瞬間風速、ぐらゐ(ぐらい)のニュアンスで見た方がいいかもしれない。
種小名のmartini(martin)は人名。フランスのトンボ學者(学者)R. Martin氏に獻呈(献呈)されたもの。
日本の本州は 關東地方(関東地方)以西に分布してゐる(いる)が、福島縣(福島県)、宮城縣(宮城県)、岩手縣(岩手県)での記録もある。

Dis.
India, Taivania, Japonia
インド、臺灣(台湾)、日本(關東以西(関東以西))


f. 3.vii.2005 Mihara-mura Cautium Japonia
日本國 高知縣 三原村 (舊曆/平成十七年五月廿七日)


tergus laruae 3.vii.2005 Mihara-mura Cautium Japonia
羽化殼: 日本國 高知縣 三原村 (舊曆/平成十七年五月廿七日)


ovum(x100) paretur a f.(3.vii.2005 a Mihara-mura Cautium Japonia)
日本國 高知縣 三原村 産 f.の卵 (顯微鏡倍率x100) (舊曆/平成十七年六月四日 撮影)