Anax parthenope julius Brauer, 1865
ギンヤンマ

Nomen Japonicum est Gin-janma. Gin est lingua Latina argentum, janma est magna libellula(odonata).
Longum corporis 2sun 5bu - 2sun 6bu (=fere 75mm).
Argenteus color locus est in venter.
Celeriuscule volare potest. Locum apertum amat.
Ova in herbam aquaticam parentur. Femina adjungens masculum paret.
Japonica propria subspecies est.

體長(体長)は2寸5分〜2寸6分(=約75mm)。
第3腹節(第3腹節)に銀色斑がある (この銀色斑から ギンヤンマという和名がつけられた)。 第2〜3腹節(腹節)にある水色の部分は、觸る(触る)とツルツルしてゐる(いる)
首は固い。複眼のクリーニング時など トンボ本人の意思で動かす時を除けば、首は囘ら(回ら)ない。
飛ぶのが速く、開けた池沼を好む。
沖繩(沖縄)では、臺風(台風)の後、住宅街(※强い(強い)風を受ける土地柄、髙い(高い)建物はあまり無い)の駐車場や空き地で よく見かける氣(気)がするが、♀と遭遇できてゐる(いる)のかどうか 疑問である。池沼でなくていいのだらうか。
卵は、水中の植物に産み附ける(産み付ける)。 ♀の産卵管はそれほど鋭くない(刺されても痛くない)かと思ひきや(思いきや)、 器用に表面の薄皮ギリギリのところに刺し込み 氣附かない(気付かない)うちに 指に産みつけられたこともある (放っておくワケにもいかないので 卵は針先を使って摘出した)。
聯結(連結)したまま 産卵する、珍しいヤンマ。
♂の尾部下附屬器(尾部下付属器)が横に廣い爲(広い為)、 聯結(連結)した♀は 複眼の後頭三角の邊り(辺り)が凹む。(右寫眞(写真))
卵は1ヶ月も經たない(経たない)うちに孵化し、翌年には成蟲(成虫)になる。
水槽の中で孵化した幼蟲(幼虫)は、孵化後5〜6日目に脱皮し2齡幼蟲(2齢幼虫)に(ほとんど同日に脱皮)。 この頃から共食ひ(共食い)を始める。 さらに4〜5日後にまた脱皮し3齡幼蟲(3齢幼虫)になった (1齡幼蟲(1齢幼虫)の前に 前幼蟲(前幼虫)の段階があるとした場合の齡數(齢数))。 ブラインシュリンプ與へる(与える)とバクバク食べていく。 すぐに飮み(飲み)込んでゐて(いて)、ほとんど噛んでゐないやうに(いないように)見えた。 竹串の先に噛み附いて(付いて)來た(来た)者もゐた(いた)
日本では ほぼ全土に分布。

Dis.
Sina, Taivania, Corea, Japonia
中國(中国)、臺灣(台湾)、朝鮮、日本


m. 11.ix.2007 Fucushima-shi Fucusima Japonia
日本國 福島縣 福島市 (舊歷/平成十八年八月一日)


m. 2.x.2018 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
日本國 沖繩縣 石垣市 (舊歷/平成卅年八月廿三日)


m. 19.x.2018 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
日本國 沖繩縣 石垣市 (舊曆/平成卅年九月十一日)


m. 19.x.2018 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
日本國 沖繩縣 石垣市 (舊曆/平成卅年九月十一日)


m. 19.x.2018 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
日本國 沖繩縣 石垣市 (舊曆/平成卅年九月十一日)


m. edit papilionem 11.x.2019 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
テフを捕食: 日本國 沖繩縣 石垣市 (舊歷/令和元年九月十三日)


adjunctum 16.ix.2005 Fucushima-shi Fucusima Japonia
聯結: 日本國 福島縣 福島市 (舊歷/平成十六年八月十三日)


fututionum 25.viii.2004 Shimanto-shi Cautium Japonia
交尾: 日本國 高知縣 四万十市/舊中村市 (舊歷/平成十五年七月十日)


paret ova cum masculo 2.x.2018 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
聯結産卵: 日本國 沖繩縣 石垣市 (舊歷/平成卅年八月廿三日)


f. color masculinus 29.viii.2016 Ishigaci-shi Ocinava Japonia
♂型♀: 日本國 沖繩縣 石垣市 (舊歷/平成廿八年七月廿七日)


m. et larus? vii.2005
成蟲 et ヤゴ(1齡幼蟲) (舊歷/平成十六年六月)


larus?(x50) ovum excludet 21.vii.2005, paretur a f.(ab Uthico-tyo Aehimea Japonia)
ヤゴ(1齡幼蟲) (顯微鏡倍率x50) (舊歷/平成十六年六月十六日, 孵化(愛媛縣内子町産f.の卵から))


larus?(x50) ovum excludet 21.vii.2005, paretur a f.(ab Uthico-tyo Aehimea Japonia)
ヤゴ(1齡幼蟲) (顯微鏡倍率x50) (舊歷/平成十六年六月十六日, 孵化(愛媛縣内子町産f.の卵から))