Rhipidolestes yakusimensis Asahina, 1951
ヤクシマトゲオトンボ [やくしまとげをとんぼ]
Nomen Japonicum est Jacushima-toge-o-tonbo.
Jacu-shima est insula Japonica, toge est lingua Latina spina, o est cauda, tonbo est libellula(odonata).
In nono abdomine segmento tergo spinula est.
Japonica propria species est.
もともと ヤエヤマトゲオトンボ[やへやまとげをとんぼ] (舊(旧)トゲオトンボ[とげをとんぼ])
Rhipidolestes aculeatusの亞種、
Rhipidolestes aculeatus yakusimensisとして發表(発表)されてゐた(いた)が、
現在は 獨立種(独立種)となってゐる(いる)。
獨立種(独立種)とされる前は、
九州産の 舊(旧)トゲオトンボR. aculeatus aculeatusを
キュウシュウトゲオトンボ[きうしうとげをとんぼ]R. a. aculeatus forma kyushuensis、
八重山諸島産の 舊(旧)ヤクシマトゲオトンボR. aculeatus yakusimensisが
舊(旧)ヤエヤマトゲオトンボR. a. aculeatus forma sakishimanus
とされることもあった。
現在は ヤエヤマトゲオトンボ(元 型(a. aculeatus forma sakishimanus))と ヤクシマトゲオトンボ(本種/元 亞種(a. yakusimensis))は それぞれ獨立種(独立種)、
ヤクシマトゲオトンボ(本種)とキュウシュウトゲオトンボ(元 型(a. aculeatus forma kyushuensis))は同種である、といふ(いう)ことになってゐる(いる)。
なほ(なお)、トゲオトンボといふ(いう)和名を持つ種はゐない(いない)。
♂は、第9腹節(腹節)の背板側には小さな棘がある。
幼蟲(幼虫)の段階では、ヤエヤマトゲオトンボR. aculeatusと區別(区別)がつかないらしい。
種小名のyakusimensis(yakusima)と和名のヤクシマは、産地である屋久島に由來(由来)。
日本の特産種。九州(屋久島を含む)に分布。
Dis.
Japonia(Ciusium,Jacu-shima)
日本(九州,屋久島)