(Japonia)
♂の第2腹節の黒い斑紋を上から見ると、スペードのような形をしている。
既に連結している♀に、別の♂が近づいてくると、♀は腹を曲げる。すると近づいてきた♂は
諦めて去っていく。これが、交尾拒否の姿勢らしい。
左の写真の♀は、(何があったのかは分からないが)腹部が半分以上なくなっていて、さらに
その腹部が葉にくっついるらしく殆ど動けない状態(まだ生きている)。そこに♂が飛んできて
連結しようとしているところなのだが、この後、♀の命が長くはないことを悟ったのか、
♂は連結するのを諦め去って行った。
名前の由来は、主に蝦夷(北海道)に分布するイトトンボ。
[分布]北海道と東北・中部地方の寒冷地