キタイトトンボ
Coenagrion ecornutum (Selys,1872)

(画像なし)
名前の由来は、北にいる糸蜻蛉。
[分布]北海道


カラフトイトトンボ
Coenagrion hylas (Trybom,1889)

(画像なし)
主に樺太(サハリン)にいることから、この名がついた。
旧環境庁のレッドデータブックでは希少種、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類に指定されている。
[分布]北海道の十勝地方

(Japonia)


エゾイトトンボ
Coenagrion lanceolatum (Selys,1872)

  
(左から)
連結を試みる♂と瀕死の♀:福島県福島市 2004/06/10
連結を解いたばかりの♂と♀:福島県福島市 2004/06/10

♂の第2腹節の黒い斑紋を上から見ると、スペードのような形をしている。
既に連結している♀に、別の♂が近づいてくると、♀は腹を曲げる。すると近づいてきた♂は 諦めて去っていく。これが、交尾拒否の姿勢らしい。
左の写真の♀は、(何があったのかは分からないが)腹部が半分以上なくなっていて、さらに その腹部が葉にくっついるらしく殆ど動けない状態(まだ生きている)。そこに♂が飛んできて 連結しようとしているところなのだが、この後、♀の命が長くはないことを悟ったのか、 ♂は連結するのを諦め去って行った。
名前の由来は、主に蝦夷(北海道)に分布するイトトンボ。
[分布]北海道と東北・中部地方の寒冷地


オゼイトトンボ
Coenagrion terue (Asahina,1949)

    
(左から)
♂:福島県福島市 2005/06/22
交尾:福島県福島市 2003/08/02
♂モウセンゴケに引っ掛かった:福島県福島市 2004/06/10
♂の第2腹節の黒い斑紋を上から見ると、ワイングラスのような形をしている。
名前とは違い、尾瀬以外にも分布している。
日本の特産種。
[分布]北海道・東北・関東地方の一部


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