Sympecma paedisca paedisca (Brauer, 1877)
オツネントンボ [をつねんとんぼ]

Nomen Japonicum est Otz-nen-tonbo. Otz-nen est lingua Latina trans-annum, tonbo est libellula(odonata).
Sympycna paedisca est initium nomen.

最初は、Sympycna paediscaとして發表(発表)されてゐた(いた) (オツネントンボ屬[をつねんとんぼ屬]Sympecmaの誤記?)。
體色(体色)は茶色。 翅を閉じた時には、ホソミオツネントンボ[ほそみをつねんとんぼ]Indolestes peregrinusと違ひ(違い)、縁紋は重ならない。
成蟲(成虫)の姿で越冬するトンボの一種で、岩の裂け目や積まれた木材の隙間などに 集團(集団)で入り込んで冬を越す。民家や車のタイヤに入り込むこともある。 (成蟲(成虫)の姿で越冬する種は、日本では本種の他、ホソミオツネントンボとホソミイトトンボAciagrion migratumがゐる(いる)。)
捕獲した本種を、冬の間 自宅で觀察(観察)してみたことがあるが(2004年1月7日〜4月10日)、丸々3ヶ月 水1滴飮まずに(飲まずに)生きてゐた(いた)。 自然界で暮らす本種も、ほとんど何も食べずに 越冬してゐる(いる)のかもしれない。
福島縣(福島県)の南部では、5月上旬(ゴールデン・ウィークの頃) 同じ水田に集まって (なぜか同じ區畫(区画)に集まる)、ホソミオツネントンボと一緒に産卵してゐる(いる)姿が見られた。 なほ(なお)、水田に 水を入れる前の時期(4月の下旬頃)は オツネントンボもホソミオツネントンボも見かけないのだが、 この地域の田植ゑ(田植え)の時期を分かってて 狙ってゐる(いる)のだらうか(だろうか)
和名のオツネンは、越年(ゑつねん(えつねん))の意。
日本では、北海道、本州、四國(四国)、九州に分布するが、西日本では稀。

Dis.
Europa, Russia, Sina, Corea, Japonia
ヨーロッパ、ロシア、中國(中国)、朝鮮、日本


m. 2.iv.2002 Hanava-mathi Fucusima Japonia
日本國 福島縣 塙町 (舊曆/平成十四年二月廿日)


f. 22.iv.2008 Hanava-mathi Fucusima Japonia
日本國 福島縣 塙町 (舊曆/平成廿年三月十七日)


f. 22.iv.2008 Hanava-mathi Fucusima Japonia
日本國 福島縣 塙町 (舊曆/平成20年三月十七日)


f. 15.vi.2003 Hanava-mathi Fucusima Japonia
日本國 福島縣 塙町 (舊曆/平成十五年五月十六日)