その他 氣になったトンボの行動(その他 気になったトンボの行動)


  1. 産卵の練習?(確認した年:2003)
    我が家で羽化したギンヤンマ♀を指に止まらせてゐた(いた)時、突然 植物に卵を産み附けてゐるやうな(付けているような)動きをし始めた。
    止まっている指を植物に見立てゝ(見立てて)産卵の練習のつもり?

  2. コップの周りをぐるぐる(2004)
    モイワサナエ[もいはさなへ]♂に水を飮ませ(飲ませ)やう(よう)と 三角紙から出したところ、水の入ったコップに頭突きしながら コップの周りを囘り(回り)始めた。
    その日は晴れてゐた(いた)のに、なぜ太陽の方には向は(向わ)なかったのか。コップに日光が反射して光っていた譯(訳)でもないのに。 何を目指してゐた(いた)のか。

  3. カーテンに産卵(1999)
    捕獲したオオルリボシヤンマ[おほるりぼしやんま]♀をカーテンに止まらせたら 産卵し始めた。カーテンの繊維と繊維の間にうまいこと産み込んでゐた(いた)
    急いで不要なタオルに移動させたが、何事も無かったかのやうに(ように)オオルリボシは産卵を續けた(続けた)
    そのタオルを 水の入った水槽に入れておいたら、無事に幼蟲(幼虫)が孵った。(羽化するまでには至らなかったが。)

  4. 腹筋?背筋?(----)
    突然 腹部を上下に振りはじめることがある。今までに、野外で モノサシトンボ♂、室内で ギンヤンマ♂・オツネントンボ[をつねんとんぼ]♀・オオアオイトトンボ[おほあをいととんぼ]のヤゴが やってゐる(いる)のを確認。
    翅をつかんでゐたら(いたら)、腹部をくるくると卷いて(巻いて)いたルリボシヤンマ♂も室内で確認したことがある。
    ムカシトンボはものすごく體(体)が柔らかいのか、背中側に腹を曲げてゐた(いた)(右の繪(絵))。
    どのトンボも、翅や肢と擦ってゐたやうには(いたようには)見えなかったので、クリーニングではなささう(そう)だが。

  5. 吐いた?(2004)
    捕獲したムカシヤンマ♂に水を飮ませて(飲ませて)ゐた(いた)。ちょうど飮み(飲み)きったところで、つかんだら怒った。
    その時、口から水が出てきた。水を飮む(飲む)前は、怒っても水は吐かなかったので、たぶん、さっき飮んだ(飲んだ)水。 しかも、その水が白っぽい。消化液の色?

  6. ♂だけ産卵してるつもり
    (2000)
    とある學校(学校)の校庭にて、水溜りに産卵しようとしてゐる(いる)アキアカネの♂と♀を發見(発見)。 近附いて(近付いて)見てゐる(いる)と、♀が水溜りに落ち、それを♂が引き上げる(右のアニメ)。 ♂の位置が低すぎるのか、ずっとその繰り返し。♀は泥まみれになりながらも産卵を試みる。
    (2005)
    池のすぐそばの草むら(の水溜り)で、産卵しようとしているアキアカネたちの場合は、草に何度も引っ掛かりながら産卵しようとしてゐた。 近くに障害物のない池があるのに、あえて草むらの方で産卵してゐる(いる)。 池で産卵してゐた(いた)のは1〜2組だったが、草むらには5〜6組集まってきてゐた(いた)


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